ニ級建築士 製図試験 PR

【プランニングのコツ】 同時に作図や伏図も効率的に

ほぼ毎日
事務所に届く受講生の方からの図面を添削しています。
図面を見ていて
思うことは何百から何千とあるのですが
そのうちの1つ
このプラン、もう少しシンプルにできるよね。
その方が、作図が楽になるし、伏図の検討も楽になる。
です。
それともう一つ
プランをシンプルにすることによる大きな利点があります。
何かわかりますでしょうか。
答えはのちほど。
プランをシンプルにする方法の1つに、グリッドの活用があります。
多くの人はプランニングは1/200のスケールで行なっています。
つまり、エスキース用紙の方眼の1マスが910mmです。
浴室なら2マス×2マス 子ども室は3マス×4マス 
という感じです。
1マス単位でプランを考えると、プランはそれほど複雑になりません。
つまり、シンプルにできる。ということです。
これが時々、
半マス単位のプランになる人がいます。
例えば、3185mmとか、5005mmとか、5915mmとかです。
間違いではないのですが、少し、作図がしにくくなると思います。
面積や敷地に余裕がある場合は、あと半マス広げてください。
その方が、作図がしやすいです。
そして、見る側も見やすくなります。
先ほど、
1マス単位でプランを考えると、シンプルにできる。
と言いましたが、
もっとシンプルにできる方法があります。
それは、
2マス単位で考えることです。
もちろん、全てにおいて2マス単位で考えるのはかなり難しいのですが
可能な限り、2マス単位で考えてみると
なかなか、プランはシンプルになります。
柱や梁の数も減り、作図も楽になります。
もしよかったら、意識してみてください。
さて、
先ほどのもう1つの大きな利点ですが
ミスが少なくなり、減点が減る。
ということです。
プランが複雑になるほど
作図が複雑になって
間違いが増えていくんですよね。
あれっ、
もう1つ利点がありました?
さて、それはどこでしょうね。
kanna 足跡