ニ級建築士 製図試験 PR

一夜明けて (4)

今回、一番話題の焦点となっているのが、
世帯のゾーニングと動線計画みたいです。
兄弟の二世帯という事で、
練習では主に世帯を分離するという問題が多かったと思いますが、
そんな中で、今回のような日常頻繁に、そして自由に世帯間を行き来できるような設定、
しかも、要求室のところを見ると、各世帯は部分によって分かれている。
家族全員で食事する居間・食事室・台所や母のリビングは兄世帯部分の2階にあり
その移動に用いる2本の縦動線(階段とエレベーター)をどのように位置づけるか。
限られた時間で判断するのはなかなか難しかったと思います。
もう1つの焦点は、2本の樹木。
既存樹木というのは過去にありますが、
配置を自由に設定できるというのはなかったと思います。
自由なので、問題条件に当てはまる位置に設ければよかったのですが、
慣れない条件に戸惑った人は多かったみたいです。
ちょっと気になるエスキース用紙。
今年のエスキース用紙は前回木造だった20年に比べて9.1mm幅が狭くなっています。
その前の19年と比べると18.2mm狭くなっていました。
どこまで狭くなるのかな。
kannaでした。 足跡