ニ級建築士 製図試験 PR

何気に描いちゃう その3

 浴室
1820mm×2275mmのちょっと長くなった浴室に対して
長手方向に浴槽を描く人がいます。(左図)
これだけ長いと、湯船につかっても向こう側に足が届かず、
体の安定を保つことが難しくなります。
また、洗い場は、幅の割に後ろのスペースを持て余してしまう感じです。
この場合、浴槽は短辺方向に設置して下さい。(右図)
採点が変わるか
と言われると、変わらないかもしれませんが、
印象は違うと思います。
 玄関ポーチの段差処理
ポーチに階段を設けたくなる気持ちはわかるのですが、
段差の寸法を確認してください。
この図の場合、1段の蹴上が小さすぎて、かえって歩きにくい階段になっています。
蹴上が小さい階段は、設けてもいいのですが、
その場合は、踏面を大きくするといいでしょう。
ポーチとの段差が200mm以下の場合は、
階段は必要ないですけどね。
kanna 足跡