ニ級建築士 製図試験 PR

屋根の高さ (6)

最端エスキースコードは79ページです。
木造の建物の最高高さは、切妻屋根の場合
建物の張間方向の大きさを2で割り、それに屋根勾配を掛けます。
すると三角部分の高さが求まります。
例えば、張間方向が7,280mmで屋根の勾配が4寸(4/10)の場合、
7,280÷2×0.4=1,456mm となります。
これに、屋根の厚み(垂木や屋根葺き材など)を100mmほど加え
更に、軒高を加えると、建物の最高の高さとなります。
計算結果ですが、7,956mmなど細かい数字になりますが、
屋根の厚みが正確ではないのと、ミリ単位で施工することはほぼできないことから
7,960など、きりのいい数字にしておきます。
ちなみに先ほど行なった
7,280÷2×0.4=1456mm この計算は、
7,280×0.2 とすると、少し電卓を打つ手間が省けます。スマイル
kanna 足跡