ニ級建築士 製図試験 PR

階段の計画 (4)

建築基準法を見てみると、
階段には蹴上寸法、踏面寸法、幅などの規定があります。
手すりを設けるなどの決まりもありますよね。
階段を計画する場合は、
階高から必要な段数を割り出し、また、幅や踏面、踊り場のスペースなどを確認し、
階段全体で必要なスペースを求めます。
二級建築士の試験においては、
建物の用途が決まりますので、階高も想定できます。
従って、ほぼ決まった形や大きさの階段を覚えておけば対応できる
のですが、
階段について何か条件が加わったりすると、
つまり、練習で描いてきた階段が使えない状況になると
どうしよー。ってなってしまう人が多いです。
階段の描き方は、
見本の通りに丸写しするのではなく、
何段必要なのか、有効幅はいくらで考えているのかなど
どういう根拠でそのような図になっているのか
ここを学んでいただきたいです。
基本がわかっていれば、
特殊な条件にも対応ができるようになります。
そう言えば、
かなり昔の話になりますが、
木造の課題で平家部分の矩計図が要求されたことがありました。
2階の矩計図に比べると楽なはずなのですが、
2階の矩計図しか練習したことがない人、
しかも、練習においては丸写ししかしてない人は、
平家の矩計図が描けず、白紙で提出したり、
仕方がないので2階の矩計図を描いてきた人がいました。
結果だけを覚えるのではなく
その根拠を正しく理解することが
本当に役立つ知識や技術になるんですよね。
kanna 足跡