この写真の手すりです。
ネットで見つけたネタですが、
この手すり、どこが良くないでしょうか。
端が下に曲がっているのは良いことです。
こうすると、袖口が引っかかりません。
問題ない手すりはこちら
先端は横に曲がっていて、これも袖は引っかからないですね。
また、身長によって高い手すりと低い手すりがあります。
これも親切と言えます。
上の手すりの良くないところは、
そうですね、始まる位置がちょっと短い(おそい)のです。
(降りる場合は、終わりの位置)
下の写真のように、上る少し手前から手すりを設け、
一段目を上がる時から手すりが利用できるようにしなければいけません。
もちろん、降りる場合も最後まで手すりがないと危険です。
手すり1つ設けるにも、考えることはたくさんありますね。
それが設計(建築)の楽しさ(奥深さ)でもありますけど。
位置、本数、長さ、高さ、太さ、断面形状、素材、色、全体のデザイン、取付方法、強度、施工時期、金額 などなど。
kanna