ニ級建築士 製図試験 PR

エスキースの極意ってあるのかな?

添削生のカルテを見ていると、回を重ねる毎に時間が短縮されています。
つまりこういう事です。
慣れたら早い!
練習すれば必ず納まるんです。
でも、練習時間がない!
まだ一週間あるじゃないですか?
これも、製図と一緒で完璧主義はいけません。
タイムトライアルでエスキースをやってみましょう。
外部施設と器さえ逸脱していなければ必ず入るようになっています。
むやみに器の形を変えていては永遠に納まりません。
時間との勝負で、それが部分的であってもかちっと納まった時の感覚ってありますよね。
それがエスキースのコツをつかんだ瞬間なのです。
それの積み上げが、エスキース時間の短縮に繋がります。
出題者には必ず意図があります。
施主からの要望が問題文に書かれている訳ですから、
ちゃんと細かい事聞いてあげましょう。
キワ先生がよく使われる、メタファを真似て申し上げますと、
吉野やで牛丼が食べたいなー。で、並を頼んだら、
シェワダの牛ほほ肉のポワレプロバンス風ガーリックライスを添えて、
とか
セブンイレブンの牛カルビおにぎり、賞味期限切れ
とか
(個別名称はあくまでもフィクションです!)
みたいなのが出て来たら嫌ですよね~。
口が牛丼になってるのに!
問題文には必ず出題者(施主)の希望(作らせたいもの)が盛り込まれています。
一語一語、しっかり読む事が重要です。
意地悪な施主も、中にはいますよ。
その意図を読み取って、お施主さんにとってまずまず満足なものを作ってあげて下さい。
まずまずで良いんです。
多少の主観の相違はあるのはしょうがないですもの。
つゆだくでも、卵入りでも、ショウガ勝手に乗せるくらいはいいんです。
牛丼であれば!(決して今食べたいって訳ではないよ。。)
問題文全てをヒントにして、味方にしてエスキースして下さい。
施主と仲良くなると、仕事が上手く運ぶでしょう?
練習時間を割いて読んでくれた人、ありがとう。
がんばってくれ。
クリア