外を歩けば見ないことはない
といってもいいくらい、最近ではよく見かけますよね。
でもこのスロープ、
いざ計画をしてみると、利用しにくいスロープになってしまうことがあります。
特に、
車椅子使用者用の駐車スペースを設ける。という条件がある場合
スロープはその駐車スペースからの利用を考えたいですが、
メインアプローチからの動線も忘れてはいけません。
車椅子の人は、車以外でその建物に訪れる場合もありますし、
スロープは、ベビーカーを使っている人も利用します。
全ての人が利用できるように、スロープを計画してください。
また、スロープの上下に平場を設けないケースも多いです。
道路からいきなり始まるスロープは、下りるときに危険です。
建物への出入りも、平らなところで安全に建具の開閉ができるようにしたいです。
それから、途中で直角に曲がる場合、
ここにも踊り場を設け、安全に向きを変えることができるようにしてください。
最後に手すりの高さ、
多くの人がとても高い手すりで作図をしています。
手すりの高さは、
思ったより低い位置にありますよ。
どのくらいかわからない人は、一度測ってみるといいですね。
kanna