ニ級建築士 製図試験 PR

メンバーズサイトのなんでも質問箱より

天井の描き方について質問がありましたので、
たまにはブログでお答えしようと思います。
天井板(試験的にはよくプラスターボードが用いられます)を張る場合
下地として野縁(@455)を設置しますよね。
200808291037000.jpg
この写真の下になっている材、これが野縁です。
ちなみに上の横向いている材は野縁受といい、縦になっているのは吊木です。
吊木は野縁受けを上の梁から吊っています。
断熱材は野縁と野縁の間に入る事になります。細長いのです。
この野縁ですが、違う納め方をする場合があります。
200808291027000.jpg
交差している部分を合欠きにして、縦横の野縁を同じレベルにしています。
この場合の断熱材ですが、上から乗せますので、
野縁の部分は盛り上がる事になるのです。
いろんな図面を見ていると、この部分は違う表現になっている事がありますが
野縁の納め方の違いだったんですね。
ちなみに最端製図の解答例図面では、主に上の納め方で描いています。
kannaでした。 足跡