ニ級建築士 製図試験 PR

今年の問題を分析 第九日目

ようやく設計主条件がおわりそうです。うっしっし
設計主条件
5 祖母室は趣味室に隣接し、直接行き来できるようにする。
6 建築物の耐震性を確保する。

5に関してはとても具体的な記述ですね。
この条件を違反したという話はあまり聞きませんでした。
ただ、
住宅部分から趣味室への行き来が、この祖母室を通過してでないと
行く事ができないような計画をしている人はとても多かったです。
これは動線的に問題があると言えます。
例えば、子世帯の誰かが趣味室に行く場合、おばあちゃんの部屋を通るか、
一度、外に出ないといけません。
原則的に、要求されている部屋は廊下に接続している必要がある。
という事です。
それから、今回はあまり関係ありませんが、隣接するという条件。
隣接させる。  と   隣接し、直接行き来させる。
この違い、わかりますでしょうか。
耐震性に関して注意して頂きたい事は
まず耐力壁の適切な配置です。
それから、通し柱を含む柱の配置や火打梁の配置。
あと、梁や胴差などの横架材の適切な配置と断面検討ですね。
もちろん、構造的に無理のある計画、例えば、大スパンや大空間なども
注意したいところです。
ただ、この条件は昨年度も出ましたので、
けっこうみなさん意識できていたみたいです。スマイル
主条件終わりです。
kannaでした。 足跡