ニ級建築士 製図試験 PR

今年の問題を分析 第五日目

計画に当たっては、次の1~6に特に留意する。
1、外部からの車いす使用者の利用については、趣味室及び来客用便所のみとする。
             ~  可能であり、車いすは使用しない。

この設計主条件の記述ですが、「特に留意する。」 と書かれています。
他の条件を見てみましょうか、
(3)延べ面積 必ず「180m2以上~230m2以下」とする。
(5)要求室 必ず指定された設置階に計画する。
この違いがわかりますでしょうか、
(3)と(5)に関しては失格項目ですが、
設計主条件に関しては違反しても即失格にはならないのです。
必ずではなく、留意してほしい点だからですね。
ただし、“特に”が付いていますので、他の設計条件よりかは
減点が大きくなるのです。
この主条件の1つ目の項目ですが、
スロープも屋外テラスも利用するやん! (大阪弁のつっこみ風で)
と思った人はいないですか?
スロープと屋外テラスは計画の中に含まれていないのでしょうか、
そんな事はないと思いますが、ここは建物限定で、という事にしておきましょう。
次のおばあちゃんの記述は、特に迷った人はいないみたいです。
建物内部には手すりの設置が必要です。
ただ、
この問題においては図面に描く必要はなかったみたいですよ。
「廊下に手すり描くの忘れた!」 って言う人が何人かいましたが、
よかったですね。
えっ、 なぜ描く必要がなかったかって?
それはですね。 問題用紙をもう一度しっかり見て下さい。
つづく
kannaでした。 足跡