2、床高等については、下表のとおりとする。
1階床高さ 500mm
玄関土間、玄関ポーチ 350mm
屋外テラス 500mm
以上の床レベルの指定がありました。
この床レベル指定は、後のスロープと関連して、ある意味サプライズとなっています。
注意したいのは矩計図と立面図でしょうか、
普段練習で描いている図面とは、高さを変更しないといけない場合があります。
特に床高さを600で練習していた人は、少し考えないといけないです。
方法は2通りあります。
1階床高さを100下げて、そのまま天井、2FL、そして軒高まで全て100下げる方法
もしくは、1階の床高さを100下げて1階の天井高さを100高くする方法です。
いずれも立面図においては、窓の高さなど注意する必要があります。
それから、後者の方法で行なった場合は、1階の階高が高くなりますので
階段に注意が必要です。
同じ段数で作図すると、け上げ高さが高くなる事になります。
玄関ポーチに関しては、普段200くらいで練習していた人がほとんどだと思います。
350ですと、もう1段分階段を設ける必要があります。
アプローチ部分の全てをスロープで計画された人がいるかもしれませんが、
原則的には、スロープを使わないでアプローチする部分も必要ですよ。
屋外テラスの高さ500は建物内部とそろえているという事ですね。
行き来するという条件が次に出てきます。
明日に続きます。
kannaでした。