昨年度受験の経験がある人は感じたかもしれませんが
今年の作図量は例年の木造課題に比べて少ないと言えます。
私自信も例年より短い時間で作図ができました。
今回はちょっと速く描くことを意識してみましたが
その理由ですが、
まず建物の規模が小さめです。
140m2~180m2という延べ面積の範囲
これは大きい時は上限が240m2の時があります。
あと、最も大きな理由は、矩計図がなくなって、部分詳細図になったことです。
断面図が追加されていますが、矩計図の目標作図時間は60分ほどなので、
実際にはそれより短時間で描けていたと思います。
あとは、立面図にテラスやスロープの手すりを描かなくてもよかったこと
断面図の見え掛かりの開口部を描かなくてもよかったこと。
この2つは、数分くらいかもしれませんが、割と面倒に思っていた人は
多いのではないでしょうか。
という訳で、
受験生全体を見てみると、
未完成の人はほとんどいなくて、割としっかり描けている人が多いと思います。
つまり、合格水準は少し高くなることが予想されます。
矩計図が要求されて、試験時間が30分短かった頃と比べると
試験の様子はかなり変わったと言えそうです。
kanna