二級建築士を受験される人たちの中には、図面を描くのが初めてだ。
という方も少なくありません。
壁芯の概念や、記号等を覚える事から始まり、
本試験の日に向けて沢山の練習をこなさなければなりません。
案外こういう人は素直に覚えて、素直に練習し、合格してしまう、
という事も多々あります。
(ちょっと悔しかったりする)
図面の事を熟知していて、実務でも手描きが主だという人
(今となっては希少価値の存在ですが)
はしっかりとした図面を描いて印象点抜群です。
でも、気をつけなければいけないのは、
自分の製図の癖みたいなものがあって、
建築士試験の中でも同じように描いてしまうという事です。
事務所によって記号が違う場合もありますし、やりすぎる恐れもあります。
図面の本来の目的は、
「頭で考えている事を製図記号という共通のコミュニケーションツールによって人に伝える」
ことに他なりません。
ですから、そこに描かれている図面がオリジナルなものであれば、採点する人には伝わりません。
NO MORE アバンギャルド図面!
建築士試験は言葉でプレゼンできないですからね。
プロの受験生は、気をつけるべし。
試験用の図面を練習する事。
クリア