ニ級建築士 製図試験 PR

壁の中心線 (2)

多くの製図テキストには、まず始めに通り心(壁の中心線)を引きましょう。と書かれています。

ドローイング・コードにも書いていますが、

4ページに、不要な線なので、慣れてきたら省略して下さいと書かれています。

DVDにおいても、中心線を引く事は行なっていません。

RC造の作図においては、壁の線を引く前に柱を落として下さい。

 

1つの方法として

IMG_34191.jpg

テンプレート定規の6ミリの四角は、外のメモリの6センチのところにあります。(赤丸)

始めに描いた四角をメモリの0に合わせると、(青丸)

6ミリの四角は6m移動することになります。 

IMG_34201.jpg

この写真の赤線の間隔は6センチなので、

始めに描いた四角を丸の中心位置に合わせると、上に6m移動することができます。

ちなみに、間の楕円の間隔は2センチです。

 

柱を落としたら、

次に壁の線を下書き線で引いて下さい。

中心線ではなく、始めから壁の厚みで引きます。

本試験の解答用紙は、点線ではなく実線でやや濃いめなので

中心に薄い線を引いてもわかりにくいです。

 

わかりにくい上に時間がかかりますので、

作図効率としてはよくないですね。

 

 

 

 

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