シャクガの幼虫は、他のイモムシと比べて細長いものが多い。
通常のイモムシは体全体にある足と疣足を使い、基物に体を沿わせて歩くが、
シャクトリムシは体の前後の端にしか足がない。
そこで、まず胸部の歩脚を離し、体を真っすぐに伸ばし、その足で基物に掴まると
今度は疣足を離し、体の後端部を歩脚の位置まで引き付ける。
この時に体はU字型になる。それから再び胸部の足を離し、ということを繰り返して歩く。
この姿が、全身を使って長さを測っているように見えることから
「尺取り虫」とよばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
kannaでした。