鉄筋コンクリート造や鉄骨造などで
構造とは関係ない内部の間仕切壁のことを言います。
わかりやすいのがマンションです。
お隣さん住戸とはコンクリートの壁で区切られていますが
内部の部屋を仕切る壁は、コンクリートではなく薄い壁になっていると思います。
これが帳壁です。
通常の木造よりも薄いです。
下地は木材か軽量鉄骨が多いです。
メリットはたくさんあるのですが
速く作れてコストが安いのが大きいですね。
あとは、重たくならないことです。
全ての壁をコンクリートで作っていたら
特に高層マンションなどはとても重たい建物になってしまいます。
それと、厚みを薄くできますので、その分多少ですが部屋が広くなります。
長い目で見るとリフォームもしやすいですし。
ちなみに
内部の帳壁は自由にできますが
外壁と住戸境のコンクリート壁は、穴をあけたりすることはできませんよ。
でもこれ、分譲マンションの話で
賃貸の場合は、帳壁もいじることはできませんね。
画鋲を差すくらいは大丈夫ですが。
kanna 
