「式台を記入するという条件がない場合、式台を記入してもいいですか?」
という質問がありましたのでシェアしたいと思います。
結論から言いますと、記入しても大丈夫です。
むしろ、
式台を設けなくて、一歩で上がる段差としては大きすぎる計画となっている。
このように判断される方がよくないです。
式台は通常、玄関の土間部分と1階の床レベルの段差を解消するために設けます。
一歩で上がるには大変ということで、もう一段設けるわけです。
最近は、玄関土間レベルを高くすることによって、
1階床との段差を小さくし、式台は設けないようにする。
というやり方が多くなっているように思います。
この場合は、玄関ポーチから高くするため、その前に階段を設けるか
スロープを設けるようにします。
なので、
式台が要求されていない場合は、どちらの方法でも構いません。
いずれにしても、段差はこのように考えています。
ということを図面上で表現する必要があります。
時々、
玄関土間と1階床高さの差が180くらいしかないのに
式台を記入する人がいますが
これは、あまり意味がないと言えそうです。
体の機能に問題がある場合などで、
そうしてくださいという具体的な要求があればいいですが
健常者の場合でしたら、180の段差は普通に上がることができます。
変に設けると、かえって考えてないと思われてしまいます。
では、
居間のソファはどうでしょう?
ソファを記入するという条件があればもちろん必要ですが、
ない場合
記入の必要はありますでしょうか。
それとも必要ないでしょうか。
もしくは
記入した方がいいでしょうか。
それとも
記入しない方がいいのでしょうか。
kanna