建築四方山話 PR

手すり子(格子)の間隔


毎日通っている橋ですが、
今日はふと
この欄干の手すり子の間隔(すき間)が気になりました。
というのは、
先日、テレビのニュースで、歩道橋の手すりの隙間から
1歳の赤ちゃんが落ちたというニュースを見たからです。
(けがはしましたが、命に別条はなかったです。)
その地域では、歩道橋を作る際、
すき間は15センチ以下と定められているそうです。
(ただ、その橋は、基準ができる前にできた橋で、部分的に広いところがあったみたいです。)

この天満橋のすき間を測ってみると、同じ15センチでした。
おそらく同じ基準なのでしょう。
建築の基準はと言うと
バルコニーなどの格子の隙間は11センチ以下という基準がありますよね。
これは、赤ちゃんの頭が通らない大きさ、
これが1つの目安になっています。
となると、橋や歩道橋の15センチは
ちょっと大きいと思うんですよね。
基準ができる前に作られたものは
気を付ける必要がありそうです。

利用する側も

管理する側もです。
kanna 足跡