テンプレートを使って柱を描く人が時々おられます。
テンプレートを使う事自体は悪くはないのですが、
壁の線と位置がずれたり、線の濃さが違うと、
少しおかしな図面になってしまいます。
特に柱が強くなってしまう人が多いです。
壁の厚みを確認する意味で、下書き程度に数か所柱を落とすのは
いいかもしれませんが
全ての柱をテンプレートで描くのは、時間もかかってしまいそうです。
できれば、
壁を描いて、そのあとで、柱を記入します。
こんな感じです。
線の強さは同じです。
壁が交わるところは、
勝手に柱ができてしまいます。
個別に柱を描くと、かえって時間がかかります。
細かいところを1つ1つ見直していけば、
全体ではかなり作図時間が短縮できるかもしれません。
作図時間の短縮は、
今描いている図面をただ単にスピードを上げて描くのも1つですが
数をこなせば確かに速くなりますが
作図方法を見直すことも1つです。
どちらかというと、この方が効果が大きい
また、作図する順番や作図内容を見直すことも
時間短縮を図るためには有効です。
手を動かすスピードは人によってそれほど変わりません。
3時間半で一式図が描ける人と、6時間かかる人の違いは
思ってもみなかったところにあるかもしれませんよ。
kanna