ニ級建築士 製図試験 PR

標準解答例について

今日は、標準解答例について少しコメントしたいと思います。
おそらく、平成24年度からはじまった標準解答例ですが
​間違っていたらすいません。​
センターのホームページには「合格水準の標準的な解答例」と記載されています。
模範的な解答とは少し意味合いが違いますので注意してください。
学科の解答はその通りに解答すれば100点ということになりますが、
標準解答例は100点ではないということです。
今年の標準解答例で、みなさんが気になりそうなところ
ちょっと挙げてみたいと思います。
公園側のスロープ
南側のテラスへ行けるようになっていますが
このスロープは求められていませんでしたので、特には必要ないですね。
玄関ホールのスロープ
これも条件として求められているものではないです。
ただ、段差は大きくなりますので、式台などは必要です。
この玄関ホール部分ですが、
廊下から事務室に至る際、床が下がっているんですよね。
この部分で段差を設けるのはあまり好ましくはないと思いますが
まあ、絶対にしてはいけないという決まりはないです。
駐輪スペースですが、
出し入れするスペースをもう少し広くしたいですね。
学校ではけっこう言われてきたことだと思います。
それから、立面図
屋根がちょっと違うんですよね。
どこが違うかわかりますでしょうか、2か所あります。
重ねてお伝えしますが、
合格した人も、いくつかの不具合や減点箇所はあります。
あくまで、合格水準の標準ということで。
ちなみにですが、
このプラン、meo先生が考えたプランと部屋の配置などが少し似ています。
この時紹介させていただいたプランです。
https://saitanblog.com/saitanseizu/diary/202209140000/
​​​kanna 足跡