各室の関係・つながりを簡単な図で表したもの。
例えば、この機能図は
AからB、D、Eへ直接行き来ができることを意味しています。
Cへは、Bを経由しないと行くことができません。
(Aから直接Cへ行くことはできません。)
また、DからEへも行く事ができません。
こんな感じで、各部屋の関係性を問題条件を見ながら確認していくのです。
機能図を描く作業を行わなくても、
問題条件の把握がきちんとできていれば、プランニングはする事ができます。
でも、
機能図を描くことができなければ、
つまり、各部屋の関係性がわからなければ、
プランニングはする事ができません。
機能図は、
描く事よりも、
部屋の関係性を把握することの方が、
プランニングを行う上では大切なのです。
通常は、機能図を描いてからプランニングを行いますが
出来上がった図面から、機能図をおこす作業は、
機能図の理解を深める練習になりますので、
よかったら行ってみて下さい。
kanna