添削で心掛けていること
添削で心掛けていること、いろいろとありますが、その1つに、何をどう伝えるか。
例えば、スパンが大きな梁に対してサイズが適切でなかった場合。
「サイズを大きくしてください。」と伝える必要があるわけですが、大きくする必要があることを知らなかった場合と、大きくする必要があることは知ってはいるけど、たまたま記入を忘れた場合とでは伝え方が違ってきます。
前者の場合は、「梁はスパンに応じてサイズを検討する必要があります。」ですが、後者の場合は、「この梁もスパンが大きいですよ。」もしくは、「この梁のサイズアップ(寸法の記入)忘れていますよ。」となります。
知らないでできていないのか、それとも、知っているけどミスをしているのか。
私の判断は100%ではないかもしれませんが、今後の試験対策に影響してくる部分になりますので、できるだけ、正しい判断で指摘をしていきたいと思っています。
根太の向き
根太の向きについて、今日質問がありました。
根太を使うのかそれともレスでいくのか、という話はひとまず置いといて。
根太は床梁に対して直交方向に設置します。これは間違いありません。
では、床材(フローリング)に対してはどうでしょうか。
基本的には、床材は根太に対して直交方向に設置します。したがって、最終的に見える床材の向きを考えて根太を設置する必要があります。
そうすると、おのずと床梁の向きも決まってくる。
と、なるかもしれませんが、
床梁と床材の間には、もう1枚、合板が絡んでいます。
この合板があることによって、床材(フローリング)の向きは自由自在になります。
合板の上では、床材は向きを選びません。
つまり、
床材の貼る方向はどちらになろうが、根太や床梁の向きは自由に考えていい。ということになります。
ということで、床梁を設置する際には、フローリングの向きは考える必要はありません。同じ部屋内で根太の向きが違っても気にする必要はないのです。
ちょっと、気持ちが楽になりましたね。
お知らせ
最後にお知らせです。
メンバーズ掲示板に、第二課題の参考図をアップしておきました。
今回は、その方が取り組んだ時の問題用紙もアップしています。
問題用紙にどのようにチェックを入れているのか
この点について、参考にしていただければと思います。
ただ、問題用紙にチェックする方法は人によって違います。
こんなチェックの入れ方もあるのか、という視点で見るようにしてください。
kanna