建築四方山話 PR

湿式と乾式

もしくは、湿式工法と乾式工法。
何が違うのか。
まずは、単純にその材料に湿気があるのか、もしくは乾いているのか
その違いと考えてください。
湿気がある材料とは、水を混ぜて作る材料です。
コンクリートやモルタル、漆喰などがあります。
水を混ぜて作り、時間が経つと固まります。
乾式工法の材料は、主にサイディングなど。
工場で作られたものを現場で貼り付けます。
一番の違いは工期でしょうか。
湿式の場合は、固まるのに時間がかかりますが、
乾式の場合は、取り付ければそれで終了です。
あと、費用に関しては、一般的に乾式の方が安価です。
職人の技術を必要としないのも乾式の方です。
それと、サイディングに関しては、デザインが豊富にありますね。
ただ、何年長持ちするかと言われると、
湿式に関しては、100年以上も経っている建物がたくさん存在します。
それぞれ、
一長一短があるのです。
kanna 足跡