建築四方山話 PR

照り 起り

てり むくり  と読みます。
屋根の形状によく使われる言葉です。
照り屋根、起り屋根など

図を見ていただくとすぐにわかると思いますが
中央部がたるんでいるのが照りで、ふくらんでいるのが起りです。
一般の住宅ではあまり見ないですね、
神社やお寺の屋根に多く用いられています。
この曲線ですが、
学生の時、製図の時間に引いたのを未だに覚えています。
難しいのです。
もちろん、施工するのも大変です。
なので、
神社やお寺を見ると、ついついこの曲線に目が行ってしまいます。
大変そうなところは、他にもいろいろありますが。。。
建築って、
知れば知るほど、見方が違ったり、見るところが増えたりしますよね。
kanna 足跡