ニ級建築士 製図試験 PR

竪穴区画 (2)

​​階段やエレベーター、
あと吹抜け。今回は条件にはないですが、設けることは構いません。
縦につながる空間とその他の部分を区画するのが竪穴区画です。
その中でも特に注意したいのが階段
例えば、2階か3階の台所で火災が発生した場合、
階段部分は区画されているので避難できるわけですが、
階段室に入ることができなければ意味がありません。
まずは階段部分に入ることができること。
それから、扉は避難する方向に開くようにすること。
避難階では階段から外、避難階以外では、階段室に入る方向に
開くことができるようにします。
また、実際の防火戸を見てもらえればわかりますが、
常時は開いた状態になっているものがあります。
特に住宅の場合は、階段を利用するのにいちいち扉を開けるのは面倒ですよね。
それから、
階段部分ではシャッターは使えませんと講座の中でお伝えしましたが
例外もあります。
施設などで見る機会がありましたら、
どのように区画され、どのように避難するようになっているのか
よかったら見てみてください。
kanna 足跡​​