ニ級建築士 製図試験 PR

第二話 最端との出会い その2

比較的易しいと言われた課題にもかかわらず、
充分な装備を持たずに望んでしまった私にとって現実は大変厳しいもので、
何とか時間内に描きあげはしたものの、
不合格を確信するのに余りある手応えの無さと寂寥感のみが師走まで残されたのみ。
そして忘れた頃に迎えた発表の日。
前日錦糸町某所で徹夜の仕事をし、
屍のように眠りに落ちていた私の枕元の携帯が不意に鳴りました。
わざわざご丁寧に不合格の第一報を下さったのは、
以前どこかで試験の資料と引き替えに受験番号と携帯番号を
教えてしまった某大手資格学校のお兄ちゃんでした。
寝ぼけてなければその日のうちに某大手資格学校に
怒鳴り込んだことと思います。
後日無事にランク3での不合格通知が届き、
初年度は轟沈という結果をもって終戦致しました。
もうすでに合格は完全に諦めていたので、
改めて落ち込むこともありませんでしたが、
来年の再受験を考えた時、金銭的、時間的にも
再び学校に通うことはありえない。
とはいっても完全に独学で一から始めて結果を出せる
見通しなんかあるわけない。
さぁどうしよう?としばらく途方にくれていました。
つづく
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..
最近風邪が流行っているみたいです。 ご注意下さい。
風邪は予防が一番肝心ですね。スマイル
Kannaでした。 足跡