問題用紙右側、要求図書です。
ここには解答に必要な図面とその縮尺、それから特記事項が書かれています。
その表の前に、
a,b,c,d の4つの記述がありますね。
この4つ、ちゃんと目を通しましたか?
今年はあまり問題なかったですが、
昨年度はちょっと大事な事が書かれてありましたよ。
今回、特記事項の中で特に注意する必要があったのは、
平面図の防火戸という記入、ルーフガーデンの植栽。
それから店舗・工房部分にはたくさんの什器が要求されていました。
断面図は、見え掛かりの開口部と緑化の部分ですね。
それ以外は、普段通りに作図をすれば、ほぼ問題はなかったと思います。
断面図の開口部ですが、立面図が描ければ問題なく描く事ができると
思うのですが、戸惑った人は多かったみたいです。
忘れている人も多かったです。
(試験対策ではほぼ全員が練習してなかったと思います。)
必要のない開口部は極力設けないように考えている図面も何枚か見受けられました。
作図時間の短縮には有効な方法と言えます。
緑化部分に関しても、
断面図に表現しなくて済む位置に植栽を計画する事は可能だと思いますが、
これはちょっとあからさますぎるところがありますので、
あまりおススメはしません。
今年は3階建という事で、作図量(時間)がちょっと心配だったのですが、
未完成の人がいたという話はあまり聞きませんでした。
作図量はそれほど多くはなかったと思います。
(18年度ほどではないですけどね。)
一番の心配していた矩計図は、
要求されなくてほんとによかったですね。
kannaでした。