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「資格予備校申込み」
「こんにちはいらっしゃいませ。」
「お世話になります。今朝電話させて頂いた山本です。」
「営業の田中です。よろしくお願いします。」
「山本さんは、お仕事は何をされているんですか?」
「一応、建築会社に勤めているのですが、仕事は事務なので、建築の実務は全くといっていいほどしていないです。」
「それだと受験資格が問題になりますね。」
「いえ、一応建築の学校は出ています。でも何年も前なので学校に通わなくてはと思いました。」
「そうなんですか、じゃあ大丈夫ですね、でも、何年も前って言う感じには見えないですよ。」
「もう、からかわないで下さい。」
「いえいえ本当です。でも、最近の問題は難しくなってきています。新しい問題や一級に近い問題が出てきますので、独学では確かにしんどいですよ。」
「そうですよね、会社の人も割と苦労しているみたいです。」
「やはりそうですか、では早速講義の説明をさせて頂きますね。」
・ ・ ・ ほぼ毎週ね、大変そう。しかも朝から夕方まで、家の事大丈夫かしら。
・ ・ ・ 費用はやっぱりちょっと高いわね、でも後には引けないし、
・ ・ ・ 1年で合格するつもりでがんばるしかないわね。
「では来月よりよろしくお願いします。絶対に合格して下さい。」
「はい、ありがとうございます。では失礼します。」
こうして、お母さんの資格予備校生活が始まっていった。
kanna