建築四方山話 PR

蹴上と踏面

階段を何気に描いてしまう人が、けっこう多いです。

建物内部の階段

蹴上と踏面は基準法で決められています。(階段幅も)

特に蹴上は、段数を意識しないと違反することになってしまいます。

 

反対に段数が多い場合

基準法は〇〇センチ以下という基準ですが、

小さすぎても、かえって上りにくいです。

 

外構などでは

蹴上が5センチから10センチくらいの階段がありますが、

この場合は、踏面を大きくすることによって、歩きやすさの調整を図っています。

 

目安としてこんな計算式があります。

蹴上×2+踏面=60 (55~65)

 

蹴上が20センチの場合は、踏面は20

蹴上が10センチの場合は、踏面は40 となりますね。

 

何気に作図して、

上がり下りしにくい階段になっていませんか?

 

 

 

 

kanna 足跡