ニ級建築士 製図試験 PR

適宜について調べてみると

1. その時その場にぐあいよく適するように行うさま。適当。
2. 各自がよいと思うようにすること。随意。
このような意味が出てきました。
数年前は、具体的に13m2以上など、面積の指定がされていたのですが、
近年は、室面積は、適宜 というのが多くなってきました。
この適宜
2のように解釈すると、プランはいかようにもなってしまうのですが、
そこはやはり試験ですので、
建築計画として一般的に相応しい範囲内で考えておきたいところです。
例えば、
10畳の子ども室
8畳の夫婦寝室
6畳の居間・食事室・台所
夫婦寝室は一般的に主寝室(メインベッドルーム)となるところです。
子ども室より狭いのは不自然です。
10畳の子ども室は、だめではないですが、
主寝室とのバランスを考えると、広いですよね。
主寝室が12畳あれば、つり合いがとれます。
6畳のLDKはちょっと狭いと言えるでしょう。
DKでしたら、なんとか大丈夫な感じです。
適宜と言われた方が、
より建築の知識が求められる
かもしれませんね。
kanna 足跡