防火戸には、常時閉鎖型と随時閉鎖型があります。
簡単に言うと、
普段は閉まった状態になっているか、
普段は開いていて非常時に閉まるようになっているかです。
普段通行しないところは、常に閉まった状態にしていても問題ないですが、
よく通るところに防火戸がある場合は、
開閉の動作が面倒なので、通常は開けた状態にしておくんですね。
ビルや商業施設の避難階段などあまり人が通らないところは
常時閉鎖式が使われているところが多いです。
お客さんがよく使う階段で、竪穴区画が必要なところは
普段はオープンにしておいて、非常時はシャッターが降りるようになっています。
避難する時は、端に設けられている防火戸をくぐって階段室に入ります。
(避難階の場合は、階段室から外へ出ます)
住宅など普段通るところは、(竪穴区画の階段部分)
随時閉鎖式が用いられる場合が多いですね。
この写真は随時閉鎖式
普段はこのようにオープンになっています。
kanna