建築四方山話 PR

階段の踊場

​​​​​階段の踊場
階段の高さが高くなると
基準法で設けることが決められています。
この踊場って
何のために設けるのでしょうか。
しんどいので途中で休むため。
そうですね、それもありますが
製図試験でよく使われる折り返し階段においては
安全に向きを変えることができるように。
また、階段を踏み外してもそこで止まれることが目的にあります。

踊場の部分を3つに分けて段を設ける場合
登りが少しきつくなり、なおかつ向きを変えながら昇り降りしないといけないので
危険が伴うところと言えます。
この場合は、この位置より下に踊場がくるように、
上の図で言うと、左側の図となるように計画してください。
矢印は登る方向に向いています。
住宅の多くは
1坪で階段をおさめたいので、割と細かく分けることが多いですね。
万が一ということもありますので、手すりを持ちながら、
なるべく外側を昇り降りするようにしたいです。
階段の登り方で
右回りと左回り
どちらにするか悩んだ場合
降りる時に利き手で手すりが持てるように。
という考え方がありますので
よかったら参考にしてください。スマイル
考え方は他にもあります。
kanna 足跡