建築四方山話 PR

10匹の蚤ならず10本の鑿(のみ)

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一般的に『叩き鑿』といわれる物です。9本と思っていたのですが、
軸組模型を作るときに1本買ったのを忘れていました。(^^ゞ
幅3ミリのほぞ穴を掘る時に一分鑿が必要になったのでした。
一分鑿(いちぶのみ: 鑿は刃の幅でサイズが決められています。一分は一寸の1/10で約3ミリ)
一寸 (いっすん:  ちょっとではないです。尺貫法でいう長さの単位です。3.03センチ)

叩き鑿は文字通り鑿の頭を玄能(げんのう)で叩いて木を刻みます。
それに対して『突鑿』は叩いて使うのではなく、手で押すようにして削ります。
左の大きい3本は、「きざみ用」で主に梁や桁などの構造部材を加工します。
やや小さめの鑿は「造作用」といって、室内の化粧部分(室内から見える木の部分)
や細かい仕事に使用します。
きちんと研いであげれば、余裕で毛を剃ることができます。
次はこれ
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鶯張りの正体です。 見たことある人少ないでしょうね。
kannaでした 足跡
  
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