あまり見かける事がありません。
なぜでしょう?
昔、お侍さんが切腹をする時に使用した部屋が7.5帖だったそうです。
「切腹の間」って言うのです。
床の間にたたみの縁が突刺すようなたたみの敷き方も忌み嫌われています。
竿縁天井の竿もです。必ず床の間に平行になるようにします。
では、この7.5帖の和室やたたみの敷き方がおかしな図面は
この試験において減点されるのでしょうか?
難しいところです。
でも、さいたんでは赤を入れます。
悪く見られる可能性はあっても、良く見られる可能性がないからです。
知っておいても、損はない訳だし。
その他には、”逆さ柱”と”別れ継ぎ”って言うのがありますね。
逆さ柱って言うのは、柱を上下逆さま(元が上で末が下)に立てる事で、
別れ継ぎは、梁を継ぐ時に元どうしを合わせる(末どうしを離す)事を言います。
最近の家は、貼物や集成材が多くなってきましたので、
あまり関係なくなってきてるかも知れませんけどね。
kannaでした。