薄切りのチャーシューが入っているラーメン
ではありません。
鉄筋コンクリート造の構造形式の1つです。
よく言われるのは
ラーメン構造と壁式構造の間。です。
ラーメン構造は、柱と梁で構造を成立させてくれますが
柱の出っ張りがどうしても出てきてしまいます。
壁式構造は、柱の出っ張りはないですが
一定以上の壁(壁量)が必要になってきます。
柱の出っ張りと壁
この両方をなくせるのが、この薄肉ラーメンと言えます。
どうするか、その考え方ですが
ラーメン構造の柱の断面を極端に扁平させるのです。
例えば、300×1500 とかです。
この場合、壁厚も300にしてしまって、柱型が完全に出てこないようにします。
これで、部屋の中から見た壁はすっきりします。
壁の制限もありませんので、開放的な空間をつくることができます。
いいとこ取りに感じるこの薄肉ラーメンですが
鉄筋やコンクリートの量が増えることになりますので
コストはどうしても高くなってしまいます。
メリットばかり
という訳には、いかないみたいですね。
kanna