正角材は、しょうかくざいと読みます。
せいかくざい ではないです。
これに対して平角材もありますよね。
この2つの違いは、
断面の形状が正方形か長方形か、です。
断面が正方形の部材が正角材で、長方形が平角材になります。
柱は一般的に正角材が使われます。
なので、
正角材の欄に、120×150とか120×180を記入するのは間違いになります。
多くの梁は平角材が使われますが、
一般的には縦に長く使いますよね。
その方が部材の断面を有効に使えるためです。
細い平らな棒を手で折る場合を考えると
どちらの方向が強いかわかると思います。
ちなみに、建築部材で、あえて横に長く使う場合があります。
これを五平と言います。
垂木を五平に使う など
読み方は、ごへい ではなく、ごひら ですよ。
ごへいだと、お餅になってしまいます。
五平餅
横に長いのは共通していますね。
kanna