ニ級建築士 製図試験 PR

平面図とは

​​建物を上から見た図面
一見そうなのですが、実はちょっと違います。
目線ほどの高さで水平に切り、その位置から下を見た断面図
と考えてください。
なので、鉛直方向に切った断面図同様、
切断されている壁や窓などは強い(太い)線で引き、
下に見える見え掛かりのものは、細い線で引きます。
タイル目地などを更に細く引くとベターです。
みんな同じ調子で線を引いてしまうと
メリハリのないちょっとわかりにくい図面になってしまいます。
あと、寸法線をとても強い線で引く人が多いです。
不安がなく自信を持って引ける線かもしれませんが、
寸法線はそれほど強く引く必要はありません。
それと、2階平面図の階段を描くときに
下の方を省略する人がいますが、
下を見る場合は全て見えますので、省略は行ないません。
1階平面図の場合は、切断位置より上は見えませんので、
上部分については省略を行ないます。
この試験ではあまり使用しないですが、
切断位置にない窓
低い位置又は高い位置にある窓です。
切断した高さでは壁になっているかもしれませんが、
その場合は窓を表現することがあります。何もないとわからないからです。
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ちなみに伏図は、
上から見たものをそのまま描く図ですね。
kanna 足跡