ニ級建築士 製図試験 PR

一夜明けまして (5)

製図試験を受けられたみなさん、
改めましてお疲れ様でした。
昨日は、
久々にぐっすり休んだ人
早速飲みに行った人
なかなか寝付けなかった人
いろいろおられましたが、ほんと人それぞれですね。スマイル
今年の問題で気になるワードをいくつか
クラブ 出入口の分離 屋内の1階で行き来
二方向に道路がありますので、それぞれの道路からアプローチを設けるのが原則です。
カフェ部分から住宅部分へですが、屋外では行き来できないようにしてください。
 外観及び外構計画に配慮
抽象的な条件なので、あまりこだわりすぎないように注意したいです。
道路から見える位置に植栽を体裁よく施しておく程度でいいかと思います。
 準防火地域 延焼のおそれのある部分
隣地境界線、道路中心線から1階では3m、2階以上は5m以内の部分をいいます。
そのラインに破線を入れる必要がありました。
また、この範囲にかかっている窓は防火設備にする必要があります。
ここは今年学科試験を受けた人はまだ頭に残っていそうですね。
 可動間仕切り
交流スペースとその他の部分を分けるためのものです。
交流スペースを2つに分けるためのものではありませんので、注意してください。
 ルーフテラス
要求室等の表に入っていたのがちょっと意外でしたが、
面積には含めないという条件がありましたので、
いつも通り、屋外で考えてよかったと思います。
 竪穴区画
これまでの試験では、住宅部分を200m2以下にして竪穴区画は必要ない
という設定でしたが、今回は竪穴部分を区画するという条件でした。
 廊下の幅はゆとりのある計画
具体的ではないのでちょっと難しいですが、心々で1.5mあれば大丈夫です。
1mは、車いすが直進するだけでしたら問題ないですが、
幅が狭い戸の部屋に出入りする場合はちょっとしんどいかもしれません。
 作図条件
特に変わった点はなかったですが、
計画の要点の環境負荷低減については、ちょっと難しかったかもしれないですね。

全体の難易度としては、
作図量が少し増えた分、エスキースはそれほど難しくはなかったように思います。
面積が適宜の室が多かったので、比較的自由にプランができたと思います。
作図内容に関しては、ほぼ、想定の範囲内だったのではないでしょうか。
kanna 足跡