漠然と、ああなりたいこうなりたいと思っていても
そこに到達することはなかなか難しいです。
どうすれば、目標(自分が目指すところ)に到達することができるか
少し考えてみましょう。
私なりの考えですが、2つほどあります。
1つは、目標までのステップを細分化する。
2階に飛び上がれと言われても無理な話ですが、
1段ずつ階段を上がれと言われれば、できない話ではなく
1段ずつ上がっていけば、いつかは2階に到達します。
例えば、設計事務所を開設したいという目標があれば、
・設計の仕事を覚えること
・資格を取ること
・管理建築士になること
・お客さんと対話ができること
・知識を身に付けること
などが階段の1段です。
1段ずつ上っていけば、行きたいところにたどり着くことができます。
大切なのは、自分にとっての1段は何なのか
それを認識すること。
そして、少しでもいいのでその1段を上がっていくこと。
もう一つの考えは、
自分の目標とするところに既に達している人、
その人と同じことをすることです。(同じ道を歩むこと)
丁稚奉公や徒弟制度という言葉がありますが、
職人もしくは師匠と同じ仕事ができれば、その人のようになれます。
技は盗んで覚えろと昔は言われてきました。
それも一理あると思いますが、半分は昔の話。
今では学ぶ手段がいくらでもあると言えます。
ちゃんと教えてくれる人も探せばいるのではないでしょうか。
そしてもう一つ
あれっ、3つでしたっけ。。。
そこに行きつくまでの過程を楽しむこと。
同じことをしていても、それを楽しめる人と苦痛に感じる人がいます。
自分の目標に向かって行なっていることなので、
楽しくないはずはないと思います。
自分自身が、楽しいと感じているのか、
それとも、苦痛に感じているのか
それは、考え方次第かもしれません。
楽しいと感じることができれば、
目標にたどり着くことは、それほど苦難ではないですし、
むしろ、その状態が居心地がいいと感じるかもしれません。
kanna