多くの製図テキストには、まず始めに通り心(壁の中心線)を引きましょう。と書かれています。
ドローイング・コードにも書いていますが、
4ページに、不要な線なので、慣れてきたら省略して下さいと書かれています。
DVDにおいても、中心線を引く事は行なっていません。
RC造の作図においては、壁の線を引く前に柱を落として下さい。
1つの方法として
テンプレート定規の6ミリの四角は、外のメモリの6センチのところにあります。(赤丸)
始めに描いた四角をメモリの0に合わせると、(青丸)
6ミリの四角は6m移動することになります。
この写真の赤線の間隔は6センチなので、
始めに描いた四角を丸の中心位置に合わせると、上に6m移動することができます。
ちなみに、間の楕円の間隔は2センチです。
柱を落としたら、
次に壁の線を下書き線で引いて下さい。
中心線ではなく、始めから壁の厚みで引きます。
本試験の解答用紙は、点線ではなく実線でやや濃いめなので
中心に薄い線を引いてもわかりにくいです。
わかりにくい上に時間がかかりますので、
作図効率としてはよくないですね。
kanna