梁のサイズを検討するとき、柱と柱の間隔(スパン)ではなく
梁そのものの長さで検討する人が時々おられます。
例えばこの梁
柱間隔が広いので、梁のサイズは大きくする必要があります。
でも次の場合、
この場合は、間に柱があり、柱間隔が狭くなっています。
梁の長さは同じでも、サイズは上のケースより大きくする必要はありません。
梁の長さでサイズ表を見てしまうと
このように、必要がないのに大きな梁を入れてしまう事になります。
理屈はわかっていても、作図する時はついこのように書いてしまうことはあります。
でも、
図面を見る人は、うっかり間違ったのか、構造がわかっていないのかは判断できません。
気を付けたいですね。
kanna