たまには製図の話をしておかないと、
製図の先生という事を忘れられそうです。
苦手な人が多い矩計図です。
上から描いても下から描いても時間はそれほど変わりないと思いますが、
統一する事が大切です。
毎回、違った描き順で練習しても時間は短縮されません。
描く位置もしかりです。
例えば土台の位置
私の場合は、右の枠から8マス、下の枠から6マスと7マスの間に
描くように決めています。
これをテンプレートの6ミリを使って描く訳ですが、
定規をどの位置に置けば、土台を描くところに6ミリの四角がくるのかを
覚えておきます。
右側を1マス空けたところです。
土台の位置が決まれば、あとはそれを基準に描いていきます。
話変わりまして、
テンプレート定規には4方にメモリが付いていますが、
このメモリ、是非活用して下さい。
大きさを取ったり、寸法の確認に使います。
せっかくプランニングができたのに、
作図する時に建物の大きさが変わってしまう人が時々おられます。
致命傷になりかねません。
作図は、
描き始めが特に肝心です。
kanna