テンプレート定規です。
作図をする時、一般的に横線は平行定規の定規を使い
縦の線は勾配定規か三角定規を使います。
もっともスタンダードな作図方法ですが、図面の上の方の横線を引く時、
勾配定規を横もしくは下に置くという動作が出てきます。
この動作、数えてみると多い人で数十回では済みません。
つまり、その分の時間を無駄にしている事になります。
それから、それほど多くはないですが、
勾配定規とテンプレートを持ちかえる動作があります。
これらの動作を、0ではないですが、限りなく少なくできるのが
このテンプレート定規です。
常に、製図版の上にある状態で作図ができ、
定規を持ちかえる、もしくは置きかえる動作がありません。
特にRC造課題の製図では、ほぼこれ1つで作図が完結します。
厚みが2ミリありますので、シャーペンを当てやすいですし
製図版の定規の下にもぐる事もほとんどありません。
さらに、
使っていると便利だなと思う工夫がまだまだされています。
この試験で
作図をする人の気持ちになって作った定規です。
ちなみに、
昨年度の製図試験は、この定規1つで全ての作図をしてきましたよ。
kannaでした。