写真の代物は“和釘”でした。
昔日本で使われていた釘です。
一本、一本鍛冶屋さんが手で作っていましたよ。
火事と喧嘩は江戸の華 なんていう言葉がありますが
火事がおこった後は、この釘を拾っていたみたいです。
けっこう貴重なものだったんですね。
「最近のわけーもんは、釘の一本を大事にしねぇ」
昔の棟梁(大工の親方)がこんな事を言っていたのもうなずけます。
物や道具を大事にするかしないかで、その人の仕事がわかるのです。
それからこの和釘
現在の釘と比べると比較的大きいものが多いです。
その中でも長さが15センチもある釘。
知ってますか? 何に使うか。 (全然こわくないおばけ)
次の漢字は“かすがい”って読みますよ。
矩計図で描く人いますよね。 部材と部材をつなぎ合わせるものです。
「子はかすがい」 なんて言うことわざがありますが、
この場合、子がつなぎ合わせるのは父親と母親という事になります。
最後の問題
鉄という漢字を使わずに、鐵を使う理由ですが、
この鉄という漢字はお金を失うと書きます。
儲からない。 そんなイメージがあるので使わないみたいですよ。
kannaでした。