ニ級建築士 製図試験 PR

今年の問題を分析 第八日目

設計主条件4
道路から建築物へのアプローチは、屋外テラス及び玄関ポーチへの屋外スロー
プを計画し、車いす使用者が使いやすい配置・動線・形状・大きさとする。

話題の焦点の2つ目です。
今回のクライアントは何をさせたいのか? ちょっと考えた方も多いと思います。
そして、この条件に関しても、きちんと計画できなかった人が多いみたいです。
スロープが必要という事はわかりますね。
しかも、屋外テラスと玄関ポーチに対して必要です。
ここで考えないといけない事は、
屋外テラスへは趣味室利用者の為
玄関ポーチは住宅(祖母)の為   という事。
そして、主条件3の趣味室部分と住宅部分とは出入口を明確に分離するという記述。
この事から、スロープは2ヶ所必要という事になります。
これを読み取らないといけません。
前半の具体的な記述に対して、
後半のスロープの仕様に関する条件は、書き方が抽象的です。
設計主条件でこのように抽象的に書かれてある記述に関しては、
後の(5)要求室や(6)の屋外計画のところに、具体的に書かれてある
場合があります。そこをしっかりと確認する事が肝心です。
今回も(6)の屋外スロープのところに、勾配や有効幅員などが書かれてありますね。
この条件は設計主条件に関係している事なので、きちんと計画するようにしたいです。
明日には主条件が終わるかな。スマイル
kannaでした。 足跡