設計主条件4
道路から建築物へのアプローチは、屋外テラス及び玄関ポーチへの屋外スロー
プを計画し、車いす使用者が使いやすい配置・動線・形状・大きさとする。
話題の焦点の2つ目です。
今回のクライアントは何をさせたいのか? ちょっと考えた方も多いと思います。
そして、この条件に関しても、きちんと計画できなかった人が多いみたいです。
スロープが必要という事はわかりますね。
しかも、屋外テラスと玄関ポーチに対して必要です。
ここで考えないといけない事は、
屋外テラスへは趣味室利用者の為
玄関ポーチは住宅(祖母)の為 という事。
そして、主条件3の趣味室部分と住宅部分とは出入口を明確に分離するという記述。
この事から、スロープは2ヶ所必要という事になります。
これを読み取らないといけません。
前半の具体的な記述に対して、
後半のスロープの仕様に関する条件は、書き方が抽象的です。
設計主条件でこのように抽象的に書かれてある記述に関しては、
後の(5)要求室や(6)の屋外計画のところに、具体的に書かれてある
場合があります。そこをしっかりと確認する事が肝心です。
今回も(6)の屋外スロープのところに、勾配や有効幅員などが書かれてありますね。
この条件は設計主条件に関係している事なので、きちんと計画するようにしたいです。
明日には主条件が終わるかな。
kannaでした。