二級建築士 学科試験 PR

耐力壁って どれくらい必要? 最終回

最後に結果をまとめてみましょう。
ダイヤ地震力 は
1階 2900cm  2階 1500cm  
これはX方向、Y方向それぞれでした。
ダイヤ風圧力 は
X方向
1階 1930cm 2階  820cm
Y方向の壁量
1階 4295cm 2階 2225cm
別々でしたね。
両方の値を満足させるためには、
それぞれの大きい方を採用する必要があります。
という事で、
1階は X方向 2900cm Y方向 4295cm
2階は X方向 1500cm Y方向 2225cm
 となります。
ただ、耐力壁には壁倍率っていうのがありましたよね。
2倍、強い耐力壁を使うと、壁量は半分になります。
5倍、強い耐力壁を使うと、 5分の1になります。
ただ、最大は5倍まででした。
ですから、
先ほどの結果は最高で5分の1にする事が可能です。
1階は X方向 580cm Y方向 859cm
2階は X方向 300cm Y方向 445cm
 となります。
図面に必要な記号は、最低
1階 X方向 △△△△△△△ Y方向 △△△△△△△△△△
2階 X方向 △△△△ Y方向 △△△△△
  (一ヶ所を910mmの壁とした場合)
となります。
kannaでした。 足跡