ニ級建築士 製図試験 PR

第七話 後半戦通信添削始まる その2

余談ですが、講習会の2日目の夕方に高校時代の友人Y君から
「今日飲みに行こうぜ」とメールがあり「今日は講習会だからだめ」と返すと、
「実は俺こないだ離婚しちゃってさ~」。
「はぁ!?まじかよ。わかった。
行くから先に飲んで待ってろ」となり、
結局製図道具担いで吉祥寺まで行ってしまいました。
Y君の披露宴では余興で和太鼓を叩いてあげたほどの懇意な御夫婦でしたので、
色々考えさせられることの多い出来事でした。
現在彼は気晴らしもかねてフィナンシャルプランナーの
資格取得に向けて励んでいるそうで、一安心です。
話しが少々横にそれましたが、
お盆が明ければもう本番まで残り1ヶ月です。
課題のほうもあと2課題とシンクロニ模試を残すばかりとなりました。
残された時間は鬼門のエスキースと
先天的うっかり障害の克服に努めることに心を砕くよう留意しました。
そんな本番まで2週間を切ったある日の夕刻にその「事件」は起きました。
そろそろ帰宅しようかと会社でまどろんでいた頃に不意に携帯がなり、
何かと問えばなんと勤める会社の従業員が現場で
あわや火事という事態を起こしてしまったとの連絡。
急遽埼玉まで車を走らせ処理の為現場に向かい、
帰宅したのはとうに日付が変わっている頃でした。
幸い惨事は免れたものの、
その日以降は現場の詳細も把握せぬまま竣工までの残り1週間ほど、
代理で私が担当することになってしまいました。
それまでも決して運の強い人生ではなかったと自覚してはいましたが、
よりによって試験直前に何たることよ!?
と、ここまでくると自らの忌まわしい運命を呪わざるを得ません。
三日間ほどは試験勉強も全く出来ませんでしたが、
何とか1週間を乗り切り、
無事に最後のシンクロニ模試まで受け通すことが出来ました。
と、誠にありえない出来事なども重なり、
1週間後に迫った本番を控えても最期まで一抹の不安が消えることはなく、
試験当日を迎えることになりました。
つづく
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..
これからがとても面白くなっていきますよ。
乞うご期待です。スマイル
Kannaでした。 足跡