ニ級建築士 製図試験 PR

【専用住宅】基本課題のエスキースと作図に取り組もう!

基本課題について

「基本課題」とは、今年の試験ではこんな感じの問題が出題されますよ。
という問題の一例として、参考程度に捉えていただければと思います。

この基本課題について、エスキースの進め方やプランニングの方法・考え方などを解説書(その2)で説明しています。
こんな感じでエスキースを進めていけばいいのかと、問題を解く時の雰囲気を感じてください。

その前に、基本的なエスキースの進め方などは、最端エスキース・コードに書かれていますので、まずはこのテキストを確認していただければと思います。

それから、エスキースを行なう前に、設計製図試験についての大事なことが、最端エスキース・コードと課題解説書(その1)にも書かれてあります。こちらも、確認しておいてください。

 

試合をする前に、まずはルールを知ることが大切。

そして、この基本課題は、本試験で出題されてもおかしくないくらいの難易度となっています。エスキースの経験がある人は、実践的に取り組んでいただいてもOKです。

ただし、この課題は提出用の課題ではありませんので、郵送はしないでください。郵送するのは「第一課題」からお願いします。

エスキースを行なう

この基本課題は、自分の力だけで(何も資料などを見ないで)エスキースを行なってみてもいいですが、初めての方は特に、まずは考え方や方法を身に付けていただきたいので、テキストや解説書を見ながらでも大丈夫です。とりあえず、こうすればいいんだな。ということを知ってください。また、掲示板を活用することも有効な手段です。

掲示板の活用の方法

メンバーズ掲示板では、基本課題のスレッドがあります。
このスレッドの活用方法ですが

  1. 自分が考えたプランをアップしてみる。
    もちろんアップするしないは自由ですが、アップしていただきましたら、簡単にコメントをさせていただきます。
  2. 人がアップした図面やプランを見て参考にする。
    既にたくさんのプランがアップされていますので、1つでも多くのプランを見て参考にしてください。引き出しが増えていくと思います。
  3. 質問を見る
    基本課題について質問がいくつか上がっています。それらを見ることによっても知識を付けていくことができます。自分では思い浮かばなかった疑問などもたくさんあると思います。

 

作図を行なう

プランができましたら次は作図です。
自分が考えたプランでもいいですし、解説に載っているプランでもいいです。今度は作図を行なってみます。

どのように描けばいいかわからないという人は、解答図面をそのまま写してください。
まずは、表現方法を覚えるところからです。

はじめは10時間くらいかかってしまうかもしれませんが、それでも大丈夫です。心配は要りません。1枚描くごとに時間は縮まってきますので、時間よりもまずは正しく描けるようになることを意識しながら作図の練習をするようにしてください。

作図する順番ですが、基本的には、柱や壁、建具を描いてから、その次に家具や外構などを描き、最後に文字を書く、という感じの流れになりますが、絶対にこの順番でなければならないというのはありませんので、自分が描きやすい順番を見つけていくのがいいかと思います。

少しアドバイスをするとすれば、

  • 1階と2階を同時に描くのは、それで速くなればいいですが、かえって時間がかかることもありますので、それほど意識する必要はないです。
  • 柱の四角をテンプレートで描く人がいますが、壁の線と強さが違ったり壁と位置がずれたりすることが多いです。見栄えが悪くなると言えますので、あまりお勧めしないです。

「動画で学ぶ二級建築士 合格図面の製図法」では、効率よく作図ができる順番や短時間で作図ができるコツなどを紹介しています。よかったら購入を検討してみてください。作図しているところを動画で見ることもできます。

 

図面ができあがりましたら、解説書を見ていただいて、自分の作図が正しいかどうかを確認してください。ただし、今の段階では、完璧に確認ができなくても大丈夫です。

 

第一課題に取り組もう!

基本課題でエスキースの方法が何となくわかったら(きちんとでなくてもOK)、第一課題に取り組んでみましょう。

  • 出来上がったプランに自信がなくても大丈夫です。
  • わからないところは質問してください。
  • メンバーズ掲示板の参考図をヒントにしてもOK

はじめは50点のプランでも30点のプランでもいいので、プランを作るということを経験してみてください。

100点のプランを考えようとすると、何時間かかってもできなかったりします。それよりは、よくないプランでもいいので形にすることが重要です。

まずはやってみること、その次に、内容を良くしていこう!

kanna