矩計図を描く時の根太の表現ですが
割と多く、間違っている図面を見掛けます。
知らないで間違うのか
知っているけど、ついうっかりなのか
それはわかりません。
わかる時もありますが。
矩計図は
そのほとんどが見本の通りに描けば問題ない図面なんですが
根太については、ちょっと注意が必要です。
根太以外にもありますが。
根太は、寸法は変える必要はなく、毎回同じで大きさで問題ないのですが、
注意したいのは、設置される向きです。
根太は床梁に対して直交方向に入りますので、
切断した位置の床梁の方向を確認する必要があるのです。
例えば、こんな感じです。
これ、よく見るパターンです。
この場合、根太は断面を表現することになります。
梁の向きが変わると、
同時に根太の向きも変わります。
この場合は、根太は断面ではなく、側面を表現することになります。
伏図に根太は表現しませんが、梁の配置を見れば、根太の方向はわかる。
ここ、きちんと理解して
間違えないように表現するようにしてください。
kanna